7/25(木) 19:00~21:00、Perl Beginners #9を開催致しました。
会場は新宿区立柏木区民センター 第2会議室。駅から離れているにもかかわらず、なんと42名の方にお越しいただきました。ありがとうございます!
初めて来てくださった方が多く、「先輩・上司に勧められた」という方が沢山いらっしゃいました。これも一種のコミュニティの恩恵というものと思っております。
今回は「Perlの文化」というテーマを設けさせていただきました。文化の紹介というには、カバーしきれていない範囲がまだまだありましたが、初の非テクニカルなテーマということもあり、ビギナー層にとってはとても入り込みやすいトークが多かったとおもいます。
なお、今回も既にレポートを書いてくださった方がいらっしゃいます(ありがとうございます!)ので、そちらもあわせてご覧ください。
基調講演
今回はビギナーズセッションの枠をなくし、@xtetsujiさんに「僕が最初にPerlを学んだ方法」という演題で基調講演をお願いしました。
複雑なログの集計をこなすのにPerlを使ったのが初めで、他の選択肢(RubyやPythonなど)と比較して、Perlは身近に相談できる相手がいたことを決め手の一つにあげていました。
最初の頃は「習うより慣れろ」のアプローチで学んでいたらしいのですが、書籍に頼るようになってから、より効率よく学ぶことができたと言い、学ぶ際に必要な心構え、その後のご本人の経歴を説明。その他にも現代のPerl学習法を提案していました。
CMタイム&休憩時間
その後、休憩時間の間に、主催に対する質問を受け付けましたところ、
「主催が使っている開発環境はどのような物か」
「mapの使い方を解説してほしい」
といった質問があがり、一通り回答・解説をしているうちに、あっという間に10分が経過しました。
LTタイム
1st. @__papix__ - 就活で実感したPerlコミュニティのありがたさ
初学者の方はとくに「Perl入学式」へのご参加をおすすめ致します!
2nd. @mackee_w - Perlの会社と知らずに新卒で入社したら何故かPerl使いとして洗脳されていた話
ちなみに彼が1週間ほどで完治したという「Attribute病」についてはこちらも参考にどうぞ(主催も1週間ほどで完治しました)
3rd. @tsucchi - 正解はひとつ!じゃない!
Perlのモットーであり、文化でもある「TMTOWTDI(There's More Than One Way To Do It)」を、実例をあげて、やわらかく説明してくださいました。
「ビギナーだしそんなのわからないよ! -> 勉強しましょう」というキャッチフレーズに代表されるように、ステップアップにとてもぴったりな内容でした。初学者の方、ぜひもう一度スライドを見てステップアップを目指してみてください!
4th. @ytnobody - なぜPerl Beginnersは成り立っているのか
これまでのPerl Beginnersの歴史を振り返ってみました。初回から1年半程度という期間はまだまだ歴史と言うには浅い感もありますが、これまでに出てきた様々な質問のサマリやLTの概要をみて、Perl文化の片鱗を垣間見ていただければ幸いと思い、発表させていただきました。スライドはこちら。
5th. @moznion - PerlとTestの甘い関係
RubyでいうところのrubygemsやPythonでいうところのPyPIに相当する、Perlとは切っても切れない関係にあるCPANですが、ここにあげられているモジュールのテスト結果をまとめているCPAN Testersについての紹介をしてくださいました。
moznion氏特有のコンテンツ力にのせた発表は軽快でわかりやすく、初参加の方からもとても評判がよかった模様です。
彼が収録・配信を行っているネット放送「職質テックトーク」もあわせてご確認ください。
Final @i47_rozary - あなたもこれで即採用!!面接で必要なPerlの知識
最後に発表していただいたi47_rozary氏は近頃マネジメント業務がメインで、コードを書く機会がめっきり減ってしまったそうですが、そんな立場だからこそできる発表をしていただきました。
Perlについての基礎と、おすすめの書籍、経験しておいてほしいもの(WAF,テンプレート,DBI/ORM)の紹介、恐怖のオチまでが渾然一体となった、締めくくりに持ってきてよかったと思わせるトークでした。 スライドはこちら。
次回の予定
次は9/27(金) 19:00-21:00の予定です。場所は未定、テーマは「バグ」を予定しております。
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